デッドニング(フロントドア)

カスタマイズは自己責任が基本です。当サイトの情報については、いかなる責任も持ちません。あしからず。

『前車のレグナムからVOXYに乗り換えた時の感想のひとつに、「オーディオの音が悪〜い!!凸(-_-メ)!」、というのがありました。
そこでスピーカー交換とデッドニングだぁ〜!!
でも、デッドニングは音を鳴らしながら行いたいので、GWみたいな時間のある時にするとして・・・・・・』

・・・・・って「フロントスピーカー交換」のところに書いてあるんで、お約束どおり、GWにデッドニングしました(笑)

音響関係はよっぽどの知識がないと・・・・・と思っていたんですが、
ある方がいろいろと知識を分け与えてくれる、っておっしゃってくれましたので、お言葉に甘えてお力を借りて、デッドニングしました。

屋内用のスピーカーは普通、木の箱に固定されています。それは、スピーカー裏(箱の内部)に出た音(振動)を、
箱で反響・増幅させ、スピーカー前面に出た音と合わせて、音響効果を上げているそうです。
箱に穴が開いていたり、開いていなかったりは、スピーカー裏へ出た振動(音)を、どんな方法で前面に持ってくるかの違いのようです。
一方クルマのスピーカーについては、フロントドアは2枚の鋼板があり、その間に空間が存在することから、
「2枚の鋼板で構成されたスピーカーボックス」と見なすことができます。
したがって、その空間でスピーカーからの音を反響・増幅させることで、音響効果を上げてやることが可能だそうです。
それを行う作業を、デッドニングって言うそうです。

つまり、フロントドアのデッドニングは、フロントドアの2枚の鋼板をスピーカーの「箱」と同じにするため、
@不必要な穴を塞いでやる。
A鋼板の振動を抑えたり、不必要な反響を抑えたりする
ことを目的としているそうな。

ヤフオクでAODEAのデッドニングキットをGet!!し、さらに制振材と吸音材を、リヤ用に追加購入しました。

Fスピーカーを交換した時に、音質向上は見られましたが、中低音のしっかりした感じ、こもりの無さ、という点で
デッドニングの方が、音質向上には効果的であると思います。

 (1)まずは運転席/助手席の内張り外し  ・・・→ このページを参照して下さい
 (2)内張りの白クリップの穴に、ビニテなどで印をつけておく

   (後々、これ結構重要になります!)
 (3)雨滴浸入防止のビニールシートをベリベリ外します
   (不要です)
   ブチルゴムがネバネバ〜ッってしますんで、
   こいつをせっせと除去します(これが一番キツイ)
 ブチルゴムはなかなか取れないので、私は「ラッカー薄め液」
 を使って、雑巾を一枚無駄にして除去しました
 ブチルゴムが除去できた状態なり〜
 (4)Fドアのアウターパネル側に制振シートを貼るために
   一旦スピーカーを外しちゃいます
 純正スピーカーをどうやって外したかは?? → このページを参照ください
 (5)のアウターパネル側に制振シートを貼ってゆきます
   制振材(シート)は、太鼓の皮のように振動してしまう部分を中心に
   制振材(シート)を貼ってゆくのが効果的だそうです

   平らな鉄板だけの部分が中心になるわけですが、
   指で叩くと、「コンコン」という音ではなく、
   「ゴンゴン」、「ドンドン」という音がする部分、
   というのを目安に貼ってゆきました

 (6)スピーカーの真後ろの部分には、吸音材を貼ります
   (音がスピーカーに反響するのを防ぐ効果だそうです)
 (7)インナーパネル側のすべての穴を、制振材で塞ぎます

   その時、(2)で付けたビニテの上に、制振材を
   貼ってしまわないよう、気をつけてくださいね〜

   小さい穴は、端切れの三角形のやつでもOKです。
 ドアロック関係のケーブル周囲は、こんな風に貼りました
 (8)スピーカー周囲の鉄板部分には、まんべんなく
   制振材を貼ってやります。

   ちょうど2枚の鉄板の継ぎ目が来るので、その2枚を
   またぐように、制振材をガッチリ貼ってやりました

   スピーカーを再度取り付けて、その周囲に防音材
   (テープ状になっているウレタン樹脂)を貼りました

   右画像は、デッドニング終了後の画像です
   (拡大画像になります)
 (9)目印にしておいたビニテを外して、内張りを取り付けます

   次女の早希が、真剣な顔つきで手伝ってくれました(^^;;;。

そして、忘れてならないのは、内張り側のビビリ防止。この効果も実は大きかったりします。

 (10)スピーカー穴の周りを中心に、平面部分に制振材を貼りました。
   忘れてならないのは、
   ドアに付いているCDなどを入れられるボックスの裏側、だそうな。
   (拡大画像になります)

2003.5.30